ゴルフシミュレーターの設置と工事についてGolf Simulator Installation & Construction
ゴルフシミュレーターの導入を検討されているお客様から、「設置にはどのくらいのスペースが必要?」「工事はどんなことをするの?」「全体の工事に必要な概算が知りたい」といったご質問をよくいただきます。
このページでは、ゴルフランドのシミュレーターがどのような場所に設置でき、どのような工事を行うのかを詳しくご説明します。
最適な設置スペースの目安(必要寸法)
重要となるのは天井高です。スイングした時「クラブが天井に当たらない高さが必要」なので、最低でも2700mmは確保していただきたいです。

- 最小ブースサイズ幅3000×奥行5000×高さ2700
- 標準ブースサイズ幅3500×奥行5500×高さ2900
- ※個人宅ではお部屋の形や状況に合わせた柔軟な対応が可能です。
各ブースごとの特徴や仕様まとめ
シミュレーションブースには設置場所の状況に合わせたタイプがあります。ブースタイプごとに特徴や役割、注意点などをまとめましたので、内装工事の参考にしてください。
01クッションマットブース
- ✔天井・壁をボールの衝撃から保護
- ✔スペースを最大限に活かしてスクリーンを大きくする
- ✔スタイリッシュで見栄えが良い


ブース工事の注意点
クッションマット取付用の下地は「合板」でお願いします。石膏ボードの場合、ボールの衝撃により破損する可能性があります。
天井クッションマットへの埋め込み型スピーカーや照明、スプリンクラー等の消防設備の取付は極力控えてください。ボールの直撃で破損する危険性があります。
天井に吹き抜けや傾斜があるなど、特殊な形状の設置場所では、クッションマットとワイヤーネットを組合わせたブースもご提案可能です。

クッションマット規格について
標準規格は900×740、黒を基調とすることで、スクリーン映像を鮮明にする効果があります。
隙間なくマットを貼るため、現場でカットする場合も多々ございます。ブースデザインやサイズにより、マットのサイズ変更も可能なので、お気軽にご相談ください。
02ワイヤーネットブース
- ✔吹き抜け天井、幅が広いなど、設置場所に一定の制限がある場合
- ✔複数台設置するインドアゴルフ練習場などは、スペースを限界まで使えるので人気


ブース工事の注意点
ワイヤーを張り、ブースの形を作ります。その為、天井・床・スクリーン裏壁と4方に下地が必要です。
ネットと壁・天井の間には、直接ボールが当たらないように300mm程度の空間を作ります。

03銅管ブース
- ✔下地壁を作れない、ガレージなど広い空間など、設置場所に一定の制限がある場合
- ✔退去時に現状復帰が求められるマンションや事務所などの賃貸物件では、内装を傷つけないので最適


ブース工事の注意点
床がコンクリートの場合、床を水平に出していただく必要が場合によりあります。該当の場合はご相談ください。

機器設置までの流れ
必要に応じて、担当スタッフが現場打合せ・現場調査にお伺いいたします。

スクリーン発注後、内装工事が済んだ状態でしたら最短2週間程度で機器のお引渡しが可能です。
機器設置にかかる期間は1台の設置であれば当日に完了します。
設置や工事に関するよくある質問
- 設置工事等は自社手配でも可能でしょうか?
-
ブース周りの工事(壁や天井のクッションマット貼りや床の人工芝貼りなど)はお客様手配でも問題ありません。
センサーなどの機器設置に関しましては、経験のある弊社スタッフが携わる必要がございます。
- 機器購入額以外にかかるブース施工の費用が知りたいです。
-
どのブースタイプにするか、どこまでやるか(床一面に人口芝を貼らないなど)によって費用が変わってくるので一概にはお答えしかねます。
また、ご依頼される施工会社によっても費用が変わります。目安として、坪単価15万円~と思っていただいた方が安全です。
WEBフォームよりお問い合わせいただきましたら、設置場所の状況やお客様の希望に合わせたブース施工の概算をお伝えさせていただきます。
- 屋外駐車場に設置検討してますが可能でしょうか?
-
電子機器となりますため、雨風に晒される完全な外に設置することはできません。
電源を確保した室内であれば設置できますので、プレハブを建てていただく、コンテナタイプのガレージなどを用意していただく事で設置することは可能です。
実際に弊社で施工した事例がありますので参考にしてください。
・駐車場にガレージを設置した事例
・庭にプレハブを作り設置した事例